大人と子どもでは、記憶の仕方が違う事をご存じですか?
子どもは、大容量の記憶が出来る右脳を有効に使っているんですよ。
では、子どもの記憶とはなんでしょう?
それは、大人には思いも付かない写真の記憶です。
子どもは、写真をそのまま思い出すことが出来るんですよ。
大人になるまで維持すれば、とても便利な記憶方法です!
先生 「ポタリちゃんみたいなポスターが貼ってあるの? なんで5年2組仲田花っていう事まで覚えているの?」 健君 「誰が描いたか気になって」 先生 「なぜ知っているの?」 健君 「見るんです。毎回」 先生 「2年間、見てきたの?」 健君 「最近貼られたポスターです。」 先生 「最近なのに覚えているの?色も覚えている?」 健君 「色はたぶん周りは薄い水色。」 |
小学校の校庭の水道の絵を描いている健君の様子です。 水飲み場を、どういうふうに思い出しているのかと言うと、頭の中の写真を見て書いているのがわかりますね。 写真の記憶がない大人には、思いも付かない思い出し方です。 大人とは違う、別の記憶の仕方をしています。 |
先生 「突然に浮かんだの?」 健君 「こんな感じだったなって。少し考えてから、これだったなって」 先生 「目を凝らす事と似ている?」 健君 「はい」 先生 「良く考えて思い浮かべて行くと思い出せるよね。思い出そうとすれば色々な事が思い出せるよね。」 健君 「大体は。」 |
健君へ記憶の思い出し方をさらにインタビューしました。 健君は、いつも頭の中には写真はありません。 でも、考えて思い浮かべると見えて来ると話してくれました。 |
完成作品 |
ポスターの部分 |