全員一緒な記憶 「おはしも」
災害にあった時に、避難する持ち物を描いてもらいました。
準備していたリュックを開いて点検している様子です。
描き方としては、手前から、小さなものを描き、遠くにリュックのように大きな形を描いていきます。
次にどこで準備しているかを描いてもらいました。
小学3年生の女の子ですが、壁に「おはしも」と描いているので、何かなぁ〜と思い
インタビュー
して動画に残しました。
近くの小学生が昇降口のドアに貼ってある避難方法の図だと説明してくれて、見渡すとみんな同じ図を描いていました。
事前に覚えて来るように話したわけではありません。
普段から小学校でよく見かける図が描き出せると言う事は、記憶が写真なのでしょう。
同じ小学校に通う子たちは離れて描きましたが、壁に貼ってある図が同じです。
インタビューの内容です。
先生 「壁に描いたのは何?」
生徒 「
非難地図のおはしも。学校に貼ってあるんです。昇降口のドアにあるんですよ。
」
生徒 「おは、押さない。はは、走らない。しは、しゃべらない。もは戻らないです」
先生 「下描きが出来たらクレヨンで色を塗ります。最初に肌色から、顔から塗ります。白目を塗らないように気をつけてね。」